歯科衛生士の婿

歯科衛生士話は少なめ。主にクルマと仕事のこと。

DMP導入失敗のメソッド

プライベートDMPの導入が終わり、ちょこちょこヒヤリハットがあったのと、軽微なミスを幾つかやらかしていたので、備忘録代わりに書いていきます。

ここではDMP=プライベートDMPとします。パブリックなものはよくわからんので割愛。

 

何をどこまでやるかが曖昧だけどとりあえずやってみよう

基本中の基本、業務要件定義がぬるいと失敗します。というかよくわからないものが出来上がります。

DMPは多少の語弊を覚悟で言えばただの箱。中に何を入れるのかが重要です。

要件定義が緩いということは、何に使うかわからないのに箱を買うということ。

ホームセンターに行って、カッコ良いツールボックスを、発見して、中に入れる工具も揃ってないのに箱だけ買っちゃう人ってたまにいませんか?

まぁ僕の事なんですが、結局ツールボックスはガラガラで、スペースだけは取ってしまう無用の長物に成り下がってたりします。

ちょっと例えが微妙かもしれませんが、DMPでも同じことが言えます。

 

じゃあ何を入れるか決めよう  

DMPという箱に何を入れるか決めなくちゃならない。じゃあさっさと入れるもの決めようよ。えーっとウェブログと顧客データと、、、というのもNGです。

何を入れるか決めるのではなく、最終的に何をしたいか、どんな課題を解決したいかを主眼に置かなくてはなりません。

おいおい当たり前だろう、と思われるかもしれませんが、案外できない組織は多いです。特にデータ分析とかDMPなどというバズワードにノっている組織ならなおさらです。

DMPを入れれば何とかなるだろう、という不思議な熱のようなものに浮かされて、ついつい勢い導入をしてしまいがちですが、あくまでDMPは道具ですので、当初の目的を忘れないことが重要です。

 

データ分析もDMPもバズワードというには古すぎるような気もしますが、古臭い組織ではさほど進んでいませんので。。。

 

キー連携は気にしない

まずは何がどこまでできるか確かめるため、パフォーマンスを見てから色々やるから、と言ってキー連携をおろそかにすることは、DMPの価値を低くします。

ウェブのログとか顧客DBのデータを結びつけるのは簡単なようで難しく、逆に難しいようで技術的にはさほど大したことはなかったりもします。

重要なのは〇〇をKPIとするので正しく取得できるように、とかどういった施策を打ちたいからこういうデータが必要、ということを全て洗い出しておくことです。

先ほども書きましたが、あくまでも目的のためです。DMPを導入することで達成したいこと、解決したい課題を明確にしておくことが、キー連携で失敗したいための要素です。

 

SQLとかよくわかんねーけどベンダーに任せておこう

1番ダメな発注方法の一つです。つまりは丸投げ。

出来上がってきたDMPは途中でもガンガン触っていくべきです。

中にどのようなデータがどのぐらい、どんな形で入っているのか。

これを理解できなければ、DMPに入っているデータの活用は困難です。

難しいSQLを書く必要はありません。テーブルごとに入っているデータを確認していくと、当然あると思っていたデータがなかったりします。

あれ?このテーブルって性別持ってないの?といったことです。

この場合性別が入っているテーブルと結合すればいいのですが、この時に肝心のIDが欠落していたり、違うIDがキーにされていたりします。

エンジニアの方や本物のデータサイエンティストの方には信じられないかもしれませんが、マジであります。

とりあえずDMPに入れておけばなんとかなるやろ、とか、DMPに入っているのは全部繋がったデータだろうと思っている人は結構います。

残念ながらDMPは設計が命。最初に何をしたいか決めたことに沿ってデータ連携が作られるので、データとデータがつながらないということは普通にあります。

優秀なマーケターやデータサイエンティストがいれば、あらかじめこういうデータのつながりも必要になるだろう、という予想でキー連携を設計しておきますが、どういうわけかwebログと顧客データを結びつける経験が豊富なベンダーさんは少ないです。

ですので、当初やりたいと言っていたことと別なことに使うのであれば、一度データをちゃんと見てみる必要があります。そのためにも、ある程度のSQL構文は書けるようにしておいたほうが絶対にいいです。2,3日集中して講義を受けて覚えられる程度のものでいいと思います。

 

以上、すべて僕が失敗しかけた事案です。

たまたま今の勤務先に常駐してくれているデータサイエンティストさんが見かねてサポートしてくれたおかげで事なきを得ましたが、そのようなデータサイエンティストさんを見つけるのは至難の業です。

僕の場合は奇跡といっていいタイミングでアサインを確保できたのでよかったですが、なかなかそうはいかないでしょう。

ですので、DMPという軽そうなものでも、通常のシステム開発と同じように「何をしたいのか」からしっかり詰めていくことが、まずは大事なのだと思います。

すっごい当たり前の結論になりましたが、シンプルイズベスト。大切です。

 

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